いま、岡山は瀬戸内市にある「岡山いこいの村」というところにいる。
部屋の窓からは瀬戸内海が望め、たまりにたまった疲労を起き逃げするには格好のロケーションである。
このような美しい景色を眺めながらこんなことを書くのは気が引けるのだが、腹の虫がおさまらないので書く。
昨夜(木曜日)深夜に家を出て、滋賀県の大津に着いたのが午前5時。大津SAで車中泊し、明朝9時半、岡山に向けて出発。
が、大阪の吹田から名神自動車道が16キロの渋滞。全く動かず。
少し前、三重に出張に行った時も大渋滞に巻き込まれた。確か伊勢湾自動車道だったと思うが、前に進むにつれて電光掲示板の渋滞距離数が増えて行くという悪夢のようなコメディ映画のような経験をした。ネタかと思った。
その時の渋滞は道路の拡張工事が原因で、なぜ平日の昼間に、それも利用者の多い区間で工事をしているのか理解に苦しんだが、なんと今回もまた工事渋滞だったので、僕の怒りは頂点に達したわけである。
一般道ならいざ知らず、高速道路で、しかも利用者の多い区間で平日の昼間に工事をして20キロ30キロの渋滞を引き起こすなんてことは、関東ではまずない。少なくとも僕は一度も遭ったことがない。関東に限らず、他の地方でもあまりないと思う。皆が怒るから、というより、経済活動に影響が出るからである。しかし関西では堂々と行われている。経済活動に影響が出るのは関西も同じはずだが、知ったこっちゃない、という感じで堂々と工事をし、渋滞を引き起こしている。
しかもノロノロとか言うレベルじゃない。完全に止まる。止まったまま5分10分動かない。こちらは2時にアポを取っているので、脂汗が出る。
誤解のないように断っておくと、これは関西人がどうとかいう話ではない。言うなればNEXCO西日本の意識の問題である。一言で言うと、「アホ」なのである。その時間にそんなことをしたらどうなるかという予測も出来ない。外面を気にせず言いたいことを言う、という(関東人が抱く)関西人のイメージと重ねると、さらに理解できない。僕の中ではこういうアホな事態は関西からまず先に消えるような気がしていたのだ。しかしどうやらそれも関東人の勝手な「希望的妄想」だったらしい。
そう考えると、大阪の府・市二重行政にしても(=役所)、大津のイジメ事件にしても(=学校・教育委員会)、今回の尼崎連続殺人にしても(=警察)、意外とアホなことをアホなまま温存させてしまう風土が関西(の組織)にはあるのかもしれない。なんてことを考えた。角田美代子容疑者など、とっくに警察に捕まっていてもよさそうなものだった。
高速では約束の時間に間に合いそうもないと判断して、一番近い出口まで辛抱して、そこから一般道に降りた。このまま高速で行ければ岡山まで深夜割引で半額で済んだものを、NEXCO西日本の無能のせいでフイにしてしまった。
一般道で宝塚まで来て、ガーデナーのポール・スミザー氏が手掛けた「宝塚ガーデンフィールズ」の横を通った。数年前に隣の「手塚治記念館」には来ていたが、その頃はまだ園芸に目覚めていなかったので眼中になかった。今度ちゃんと行ってみようと思った。
神戸北ICまで下の道を走り、そこから山陽道に乗った。幸い、山陽道はスイスイだったので、岡山には2時前に到着し、アポの時間には少し遅れたがなんとか事なきを得た。
そして今夜は瀬戸内市にある「岡山いこいの村」で一泊。
夕飯。自分史上最も忙しい一年を自分なりに耐えている自分へのご褒美。
見た目よりボリュームもあり、美味しかった。
宿、それも食事の出る宿に泊るのは本当に久しぶり。
明日は岡山に戻って吉備津神社、岡山城などを観光する予定。
もちろん良さそうな園芸店があればチェックします!☆
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