
手前はコンカドール。こちらもつぼみが色づき始めた。うおおお!

球根そのものがウィルスに罹っているため治らない、とどこかで読んだので半ば諦めていた。虫除けのためか気休めか、奥さんが消毒剤をスプレーしてやったりするのを見ても「無駄無駄、第一それバラ用だろ」などと冷やかしていた。
奥さんのスプレーが功を奏したのか、それともただの気紛れか、とにかく咲いてくれて良かった。植えているだけで花は見られない、なんてことになる可能性だってあったのだから。
ついで(と言ってはなんだが)トウモロコシ、雄穂(ゆうほ)が出てきた。

あと、5月に「初夏の寄せ植え」と題して玄関横のコンテナに寄せ植えをした記事を書いたが(⇒コチラ)、そこに植えたこの草、

記事では「サントリナ」となっているのだが、最近になって全然違う植物であることがわかった。(実は最初からちょっと感じが違うな~とは思ってたんだが)
どうして分かったのかと言うと、指でこすると
香ばしいカレーの匂い
がするからである。
花も咲き、ちゃんと調べたら、やっぱしカレープラントでした。


ちゃんと調べなきゃ駄目ですね・・・。
それにしても、なんでカレーやねん?とツッコミたくなります。本当にカレーなんだから。カレーが食いたくなるレベルで、カレーの匂い。左手で茎をこすってニオイを嗅ぎながらゴハン食べたら、カレー食べてる錯覚を味わえるよ絶対。
なんか超幼稚なこと言ってるよね、俺。(-_-;)
でも ウィキペディアにもこう書いてある。
「カレー粉やカレールーの原料には用いない」。
思わず吹いたが、そのくらい本格派カレーの匂いがするってことですよ。
ちなみに、乾燥にめっちゃ強いので、ドライフラワーに最適らしい。でもドライフラワーにして部屋とか玄関に飾ってたら、友達に
「おまえんち、いつもカレーだよな」
とか言われそう。(まあ、こすらなきゃそれほど強い香りは出ないので大丈夫か。やってみよう)
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80年代のヘヴィーメタル、パワー・ポップ満載のロック・ミュージカル映画「ロック・オヴ・エイジズ」が15日アメリカで公開され、話題となっている。これは、06年にロサンゼルスで上演され、トニー賞5部門に輝いた同名ミュージカルの映画化。87年のLAを舞台にロックスターに憧れる二人の若い男女の愛と青春の日々を描く。
メタルファンには言うまでもないことだが、タイトルはデフ・レパードの曲名から取られている。
さて、この映画の目玉はなんといっても、あのトム・クルーズがカリスマロックスター役で出演しているという点だろう。しかも彼は1日五時間週五日、アクセル・ローズのボイス・トレーナーにコーチを受け、ジョン・ボンジョヴィにアドバイスを乞い、自らの歌声を披露しているというからファンでなくとも興味をそそられる。(その役が合っているかどうかは別として)そしてサントラに収録されている20曲中8曲がトム・クルーズによるボーカルだという。
で、そのサントラだが、これもメタルファンならお馴染みのナンバーがズラリ。ガンズの「パラダイス・シティー」、ホワイトスネイクの「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」、ポイズンの「エヴリー・ローズ・ハズ・イット・ゾーン」、「シスター・クリスチャン」(ナイト・レンジャー)、「まるっきりパラダイス」(デイヴ・リー・ロス)、「お気に召すまま」(ジャーニー)、「シスコはロックシティ」(スターシップ)などなど。。。お馴染みすぎて買う必要がないくらいだが、それでも先週、ビルボードTOP10にランク入りした。
トム・クルーズ自身はデフ・レパードの「pour some sugar on me」が一番気に入っているそうだ。その歌声だが...
元の楽曲を知り尽くしているせいか違和感たっぷり。誰かのカバーを聴いている、というより、カラオケで歌っている人をハラハラしながら見ている感覚に近い。こういう感覚を僕は「もらいドキドキ」と呼んでいるのだが(もらい泣きのドキドキ版みたいなもの)、まさに「もらいドキドキ」なのだ。やっている方より、見ているこっちがドキドキする。
下手とか上手いとかいうレベルじゃない。なんか、変なのだ。映像を見ても、その違和感は変わらない。それどころか倍増する。
多分、トム・クルーズではスターすぎるのだ。スターすぎる人が映画の中でも「伝説のカリスマ」と呼ばれるスターすぎる役を演じても、味がきつすぎて結局何味か分からない、みたいな。
その点、「クレイジー・ハート」のキャスティングはよかった。ジェフ・ブリッジス(写真右)が既に「過去の存在」になりつつある老いたカントリー・シンガーを、そしてその反対に、只今人気沸騰中の若手歌手をコリン・ファレル(左)が演じていたのだが、映画自体はクソ映画だとしても、二人ともサマになっていた。特にコリン・ファレルの、「人気絶頂だけど大先輩へのリスペクトを隠し持っている若手歌手」の演技は自然過ぎて笑えるほどだった。ファレルの演技力もさることながら、その適度なスター性と、適度なアホさ加減が、ロック歌手に合っていたのだろう。
ロックスターだからといって、本物のスーパースターを連れてくる必要はない。
上の二人もそうだが、ヴァル・キルマーのジム・モリソン、デニス・クエイドのジェリー・リー・ルイス、ホアキン・フェニックスのジョニー・キャッシュ、ゲイリー・オールドマンのシド・ヴィシャス・・・。言っちゃ悪いがこれらカリスマを演じる俳優はどれも、どちらかというと地味な人たちばかりである。
やはりトム・クルーズは、「オースティンパワーズ~ゴールドメンバー~」の時のように、トム・クルーズとしてカメオ出演するのがいい。なぜなら、トム・クルーズはトム・クルーズでありトム・クルーズだから。
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ちなみにこんな花が咲きます。


かわいいヤツ。
発芽しやすいように一晩水につけ、

9cmポットに3粒ずつ蒔いた。

過去記事によると、去年も同じ頃に蒔き、8月6日に開花している。そして僕の記憶が確かなら、晩秋まで咲いていたような。。普通のアサガオよりも遅れて咲き、寒くなっても咲き続けていたので、じゃっかん季節外れ感があった気がする。
さて、スプリットペタルの種をまき、家庭菜園でナスとピーマンを収穫。

15分後にはこの姿だけどね・・・。

40分後。

今日の夕飯でした。
いただきまーす。
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古代ローマ人が現代の日本の銭湯にタイムスリップする漫画が大変人気だそうである。映画化もされ、そちらもヒットしているようだ。80年代以降の邦画はほとんど観ないくせに、毎日ちびちびと塩野七生の「ローマ人の物語」を読み進めているせいか、僕のアンテナもつい反応してしまう。
予告編だったのか、何かのコマーシャルだったのかよく分からないのだが、トーガをまとった阿部寛がOL風の女性たちに向かって「奴隷の分際で」と吐き捨てる場面があり、思わず吹いてしまった。
ところで、塩野七生の「ローマ人の物語」(文庫)は全43巻あるのだが、僕はやっと33巻に入ったところである。気合を入れれば二~三週間で読み終えるだろうに、いつも移動中とか、待ち時間とか、湯船の中とかの「ながら読み」なので一年以上かかってもまだ読み終えない。もともと読むのも早い方ではないのだけど。
「ローマ人~」と並行して小説も読んだりするのでなおさら遅くなる。外国の文学作品が多い。僕は本を読む時、自分にお題(ミッション)を課す。例えば、「女性作家ばかりを読もう」とか「今週は短編集だけ!」とか「映画は観たけど原作は読んでない作品を読む」とかである。まあ、ミッションと言っても、ただ単にその時の気分といえばそうなのだが、今回は「超有名な作品だけどまだ一行も読んだことのない小説を読め」であった。
で、選んだのが
「嵐が丘」と「ファウスト」と「ダブリン市民」。
「嵐が丘」はウィリアム・ワイラーの映画版をかなり前に観ていたのだが、実写版を先に観てしまった作品の常として、原作は後回しになっていた。しかし、特に読む必要はなかったかも。というのが率直な感想である。個人的に、退屈極まりない小説だった。
一人の女中を語り部に、最愛の幼馴染キャシーと死に別れ、愛の亡者(と言うかモンスター)と化したヒースクリフの一生が語られるわけだが、彼の執拗なまでの追憶とセンチメンタリズムと狂気に途中から胡散臭さを感じてしまい、読む気が失せる。「そんなにキャシーが恋しいなら後を追えばいいだろうが」とツッコミたくなる。
同性愛者であったエミリー・ブロンテの、憧れの女性への行き場のない愛が、ヒースクリフという、死に別れた女の記憶の中でもがく化け物となって昇華した、と僕は理解したのだが、あいにく同性愛者でもなく、「行き場のない愛」なるものをかつて持ったことがないので、作品に共感出来なかった。
「ファウスト」は前後篇に分かれているが、前編が面白い。
悪魔・メフィストフェレスがむく犬に化けてファウストの部屋に入り込み、正体を見せるシーンなど、さすがに視覚的。あと、悪魔を追い払うために、ファウストが魔法陣(ノストラダムスの本を手本に)を描き、メフィストフェレスに向かって呪文というか、気功派のようなものを放つのだが、このシーンなどはドラクエとかハリー・ポッターとかを連想させて、「ゲーテすげえっ!!」と普通にぶっ飛んだ。
そういえば、芥川の「邪宗門」にも気功派(かめはめ波みたいなの)を放つ場面があったが、やはり現代の作家ももっと気功派を使うべきだろ。とか訳分からん感想を抱くのでありました。
ジョイスの「ダブリン市民」は短編集。実はまだ読みかけなのだが、いつ以来だろう、「早く先が読みたい」と思わせる作品は。彼の繰り出すひねりの効いたセリフや比喩、到底そんな心理は2行では言い表せない!と脱帽したくなるような、簡潔で鋭い文章、そして観察力・・・。
なにも難しいことなんか書いてない。そこに人間がいて、喋ったり、歩いたり、食べたり、包丁を振り回したり、女をナンパしたり、景色を見たりしているだけである。愚かさがあり、愛がある。
「ダブリン市民」は、座り心地のいいソファみたいに、今の僕のモードにフィットした。こういう小説が読みたかった。
サリンジャーの「ナインストーリーズ」とともに、僕のベスト短編集に加わるのは必至。
そんな訳で、今日は本の話でした。
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治った。かも。。

今現在一番悪い状態の葉がこれなのだが、↓

台風のせいでところどころ欠けているだけで、白い斑点は消えている。弱ってはいるが毒々しい感じはない。
とっくに感染していても不思議ではない下の方の葉っぱも、青々としている。


効果テキメン、というしかない。カリグリーンを使うよう薦めてくださった「うどんこ病と戦う者」さん、どうもありがとうございました。m(__)m 多分、大丈夫そうです。
元気なキュウリを見て、自分も元気をもらった。溜まった洗濯物を干し、元気のない(土に虫がたかっている)鉢花の土を替え、午後は自転車を走らせて事務所へ・・・。最近、庭を放ったらかしにしていたせいで、再びドクダミ&シダが跋扈しはじめたのだ。気合の要る仕事だが、貴重な梅雨の晴天である。今やらないと「来週やればいいよ」ってことになりそうだ。僕は自分を信用していないので、来週の自分も信用しない。
上陸。

過去記事によると、前回は5月4日に除草しているらしいのだが(⇒コチラ)、その時植栽したタチオアイと球根はどこへ。。。?草に埋まってしまったようです。


除草開始一時間。 ふぅ~。。(*_*) 終わったー



自宅の庭から株分けしてもってきたセダム(⇒コチラ)、根付いてます。
それはいいとして、今さらだが、実はこの庭、非常に降りにくく、上がりにくい。足場となる台がないので、縁台から降りるとき、先に靴を地面にぽいっと落として、それからゆっくり降りなければならない。おまけにその縁台が半世紀前に設置されたような年代物なので、いつ何時「バキッ!!」というかしれず、毎度冷や汗をかかされる。
その対策と同時に、いま考えているのは、ここに踏み石を置き、花壇以外の土の部分をレンガ敷き、もしくは芝かダイコンドラで隠そうか、ということ。
基本的に僕はアンチ芝生、アンチレンガ派で、まったく土のない人工的な庭は嫌いなのだが、ここは自宅ではなく事務所だし、そもそも狭いので土を残しておいてもあまり意味がない。お客さんも来るし。


そういう訳で、「カフェ風事務所」(仮)の庭づくり、新たな局面を迎えそうである。
そういえばこの前、豊橋の「ガーデンガーデン」に行った時、レンガが爆安価格で売っていたっけ。。
ぽわ~ん

買っときゃよかった。。。(T_T)
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