だいぶ進んだけど、照明や床に敷くマット、植物、小物、備品など、まだまだ揃えねばならないものがテンコモリで、毎日のようにホームセンターや百円ショップ、文具店などをハシゴしている。
もっとも、自分で作れるものは作ることにしているけれど。
下の写真、壁にくっついているのは壊れた古いスピーカーを塗り替えて作った飾り棚。まだ置くものがないので寂しい。



もともとはスピーカーの木枠。表面を軽く研磨して好みの色に塗装し、乾いた後、アンティーク風にするため棒ヤスリなどで角や端を削り、地の色を覗かせている。(画像だとあんま分かんないけど)そのあと、物が落ちないように木の棒を挟みこんだ。



やっと彼方にゴールが見えてきた感じ。
step by step, one by one
一歩ずつ、一つずつ。明日も頑張ろう~!
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個人的にとても嬉しい出来事があった。ユーフォルビアが芽吹いたのだ。
なぜこれがそんなに嬉しいのかというと・・・・
・・・長い話・・・
去年の6月に、僕は奥さんとともに岩手にある松川地熱発電所というところに行ったのだが、(→コチラ)このユーフォルビアは、その前の晩に泊ったペンションのおかみさんが分けてくれた物なのだ。
ペンションにはロックガーデン風の庭があり、無造作に置かれた岩の隙間から色々な草や花が顔を出していた。その中に、まるでビーズを散りばめたように点々と、場所によっては群がって咲いている黄色い花があった。
ペンションのおかみさんに何の花か訊ねると、「ユーフォルビア」という。ユーフォルビアなら知っていたが、自分の家に植わっているものと形が全然違う。僕の家のユーフォルビアはパラボナアンテナみたいな花(?)がぐるりと外に向かって無数についており、草丈は30センチほどあり、茎も太い。ところがそのペンションのユーフォルビアは茎は細く、花の色も鮮やかで、葉はどことなくローズマリーに似ていた。
その依るべなさそうな立ち姿がいかにも可憐で、美しかった。夫婦そろって綺麗だ綺麗だと騒いでいたら、おかみさんが「今日、埼玉に帰るんだったっけ?」と訊いてきた。「ええ、地熱に寄ったら、帰ります」と言ったら、「ちょっと待ってなさいな」と言い残して建物の中へ消えた。そしてスコップとビニール袋を手に戻ってきた。何が始まるのかと思ったら、おもむろにユーフォルビアの株元にスコップを入れて、抜いた株をビニールに入れた。
「持って帰ってよ」とおかみさんは言った。
結局3、4株分けてもらっただろうか。その作業をしながら、おかみさんはペンション経営の難しさや、庭づくりの苦労などを話してくれた。それから自分は原発に反対だからソーラーパネルをつけるつもりだとも。震災からまだ3カ月しか経っていない被災地の山奥にやってくる客は僕たちだけらしく、別荘やペンションが立ち並ぶ通りは静まり返っていた。
後で調べたら僕の家のユーフォルビアは「マーチニ」もしくは「マルティニ」という種類で、おかみさんがくれた方は「キパリッシアス」という種類であることが分かった。
しかし後日、実際に自宅の庭に植えてみて思った。湿度の低い、冷涼な土地だから元気に根付いていたけど、いきなりこんなじめじめした、低い空の、しかもしょっちゅう「光化学スモッグ注意報」が発令されるさいたまなんかに連れてこられて、ちゃんと育つだろうか・・・・。
その不安は的中した。せっかくもらった苗も夏が終わる頃にはすっかり枯れてしまい、悪いことをしたと心の中でおかみさんに謝るはめになってしまった。枯らしてしまった苗をいつまでも植えておくのも心が痛むので、何株かは僕が(耐え切れず)ひっこ抜いて捨ててしまった。そしたらうちの奥さんの抗議を受けたので、途中で思いとどまった。
そんな過酷な移住に耐え、僕の魔の手からも逃れられた株が、この株なのだ。岩手から来たユーフォルビアの、唯一の生き残りである。これでおかみさんにも申し訳が立つ。
こいつだけは立派な株にしてやろう。そして株分けするか種を採取するかして、うちの庭もあのペンションみたいにキパリッシアスがたくさん咲く庭にしてみせよう。
と、心に誓った今日の朝。
僕の喜び、少しは伝わったでしょうか・・・。
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ジュリアンとノースポールの寄せ植え。この前も紹介したけど(コチラ)、さらに大きくなりました。

トタンに張り付けた手作りのプランター。先日、気が向いてパンジーとアリッサムを植えてみた。作った当初は「小物入れでもいいか~」と思っていたんだが、結局プランターになっちゃいました。花を植えたい誘惑には勝てません。((*_*))

でっかいメラコイデスとデージー、パンジーの寄せ植え。満開!☆

この前「何の球根か分からない」と書いた芽の正体は・・・・スイセンでした。やっぱりというか、なんというか。
日が落ちると急に寒くはなるけれど、三寒四温というのか、確実に暖かくなってきてはいる。庭にいるとそれがよく分かる。ミツバチが地面にあけた穴を出たり入ったりしているのを見たし、シジミチョウもいた。
もうすぐお花見シーズンだけど、僕はテラスでコーヒーを飲みながら自分で植えた花たちを眺めるだけで満足です。
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慣れてるせいか、さしたるトラブルもなくすんなり完成。三時間くらいかな。
感心したのが「ふすま溝」を挟んで奥と手前では床の高さが違うので、それに合わせて椅子の足の長さも変えてあるところ。後ろ足の方が長くなっている。


普通の住宅はそもそもこういう押し入れにはなっていないのだが、普通じゃない家でも臨機応変に対応出来ちゃうのが手作りのいいところ。既製品を買ってきても座れないことはなかっただろうけど、ちょっと動いただけでもガタガタしただろう。
このあと僕がペンキで色を塗った。僕的には白がいいと思ったのだが、奥さんが「統一感」にこだわりテーブルと同じこげ茶に。

だから僕はもっぱら実働部隊。ノコギリで木を切ったり、ネジ留めしたり、色を塗ったり。単純作業専門。(このイスは手伝ってないけど)でも逆に奥さんはペンキを塗るのが下手で、しかも嫌いである。一緒にやっても数分でダルそうな顔をする。こんな楽しい作業他にないと僕は思うのだが、どうにも好きになれないらしい。
世の中には色んな夫婦がいるもんですな。(ひとごと)
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今日は事務所の庭にパンジーのハンギングを飾った。
自分の園芸スキルからすると何でもないことなのだけど、自宅以外の場所で花を飾ったのは初めてなので、ちょっと興奮。それに事務所ではずっと室内のリフォームばかりで、庭は後回しになっていたから、個人的には大きな一歩。
近所を見回すと、軒先にお洒落な寄せ植えを飾っている家や、花壇を設けて花を満開に咲かせている家などがちょろちょろ目につく。自宅周辺では僕の「園芸スカウター」に反応するほどの「気」を持ったお宅はないのだが、ここではいくつかまあまあ大きな「気」を感じる。このパンジーのハンギングで相手もこっちの「気」を感知するだろう。しかしこれはほんの挨拶にすぎない。そのうちこの界隈丸ごとふっ飛ばすくらいの園芸力を見せるつもりだ。(見せてどうする・・・(-_-;))
それにしても、花のちからって凄い。たったこれだけのハンギングで、もうこの事務所が自宅の延長に思えてくる。今までは正直言って、ここにそれほど愛着を持てなかった。ボロいし、狭いし、寒いし、一向に作業は進まないし。当然、リラックスも出来ず、どちらかというとストレスと疲労を溜めて家に帰るという感じで、たとえカフェ風事務所にしたところでここを愛せるのかちょっと不安だった。
しかし、花を飾った瞬間、一気にこの事務所と僕の距離が縮まった気がした。動物の「マーキング」ではないが、花を飾ることによってそこに「自分」を刻印出来たからか、それとも殺風景な風景に「色」がついたからか・・。いずれにせよ・・・・
やっぱ園芸って楽しい☆
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