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yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。

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日陰の庭をレンガで明るくする
あまり日の当たらない東側のスペース。柿とキウイが微妙な距離感で植えられ、背後に味気ないブロック塀がそびえるこの場所は、しばらく悩みの種だった。キウイと柿の生い茂る葉のせいで昼でも暗く、湿っていて、ヤブ蚊の棲家になっていて、夏場の夜はブロック塀にたくさん「あの虫」が這っていた。そういう訳で、ぶっちゃけあまり行きたくない場所であった。
でも広い。無駄に広い。この空間、ただヤブ蚊の温床にだけしておくなんて勿体無い・・・。そう思ってこのデッドスペースを「第三の庭」と名づけて、「ちゃんとしよう」と決意したのが今年のはじめ。
まず草を抜き、キウイと柿木を剪定し、変な場所に植えられてあったアジサイやヤブランを掘り上げて別の場所に移した。

地面をならしたら、お次はこの陰気なデッドスペースを彩ってくれる草花探し。
読者の方から色々アドバイスを頂いて、てゆーか実際に苗とか送ってもらっちゃったりして・・・

色々植えたのが今年の3月初旬。。。

2ヶ月経って、今ではこんな感じに。。潜伏していたシランやユリが発芽してけっこう賑やかになった。

このままでもまあ・・・いいんだけど。
当初から決めていたのが、ここにレンガの通路を引くということ。。
今日、案の定超ヒマだったので、仕事放棄してレンガを敷いた。
70枚以上のレンガを買ってくるのも大変だったが、敷くのはもっと大変。。。
それでも3時間ほどで完了。

完全に土に埋め込むと土を被ってレンガの色や風合いが失われる気がしたので、「半埋め」の状態で踏み固めてある。
仕上げに水をかけ、さらに踏み固めた。


レンガを敷いたら、「スペース」から「庭」になった。

室内から網戸越しに眺める。にやにや。

もう暗くて陰気な場所ではなくなった。むしろ進んで様子を見に行きたい場所。
レンガの小径を敷いたお陰で、他の草花をどこに植栽したらいいかイメージがしやすくなった。今まではどこにどうレンガを敷くのか分からなかったので、無難な隅っこのほうにしか苗を植えられなかったのだ。
疲れたけど、やってよかった。なんかもう一つ新しい庭を持ったような気分。
これからアヤメが咲きユリが咲き、ジギタリスが咲き、アジサイが咲き、ますます明るくなっていくことだろう。
庭の楽しさ、ここにあり。

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新居の庭造り | 22:01:02
庭にプチカフェ空間を
ガーデニング作業中にちょっと一服したいとき、これまでずっと事務所として使っている8畳の濡れ縁(縁側)に座って休んでいた。部屋を背に南を向いて座っているのだが、うちのメインの庭と通路は西側にあるため、ここに座っていても目に映るのは隣家の背面の壁と、日陰の植え込みだけである。日陰だから植え込みのツツジも咲かず、株元にヒューケラやアジュガ、イワヤツデなどを散らばらせて植えてはいるもののまだ数が少なく、観賞に堪えるレベルではない。利点といえば事務所で電話が鳴ったとき窓から上がってすぐ電話を取れることくらいである。
そういう訳で、僕はずっと他の場所に座って休みたいと思っていた。庭全体が見晴らせて、かつ、夏は程よく木陰になって作業の疲れを癒せる場所。
ここしかない。
という場所がある。玄関正面の、柿の木の下である。
しかしそこは土。コンクリの部分にテーブルや椅子を置いてもいいがそこだと通行の邪魔だし、デザイン的によろしくない。ベスポジは、コンクリの縁と土の部分の間、ちょうど跨いだくらいの場所に座ると非常にロケーションがいい。

幸いここにはクリスマスローズとオダマキがあるだけで、苗を余り植えていない。
オダマキもクリスマスローズも花期を終え、葉を繁らす時期。優しく掘り起こして別の場所に植え替え、ここにレンガタイルでも敷いてプチカフェ空間作るっきゃねえ。
というわけでホームセンターに行ってレンガタイルとレンガを買って帰ってきたのが午後二時過ぎ。汗ばむ陽気の中作業開始。
奥さんも作業開始。
奥さんは裏庭(というか側面庭)の草抜き!

ガス屋が交換に来るときくらいしか足を踏み入れない、いわば闇の庭。半年間放置し続けてきた我が家のダークサイドに単身乗り込み雑草を一掃するという。そして丸刈りにした暁にはベタがけの防草シートを張りめぐらすそうだ。
別にやってくれと頼んだ訳じゃないが、自分の仕事より地味な上に過酷なことをパートナーがしていると思うと落ち着かないのでさっさと終わらせよう。
苗を掘り起こし、地面を整地し、タイルを置いていく。

レンガタイル10枚、そのレンガタイルを半分にしたレンガを18枚。計28枚、
コンクリ部分が終わった瞬間にぐらついたり傾いていては話にならないので一枚一枚水平を保つように土を入れたり減らしたりしながら置き、ドッスンドッスン踏み固める。しかも色が微妙にまばらなので配色にも気を遣いながら。
けっこう骨の折れる作業で、奥さんへの申し訳なさは開始10分で消えた。

2時間後・・・ようやく完成。

ここにチェアとテーブルを置く。奥さんが作った物が色々あるので置いてみる。


実は自分が休みたい、という以外にも、応接空間としても使える場所が欲しかったのだ。
たとえば郵便屋さんや宅急便など出入りの業者にサインを求められたときや、急の来客で、玄関先でのみ応対する場合、「こんなところですいませんけど、どうぞ」とすすめられる、そんな機能も有したレストスペースが欲しかったのだ。

そういう意味ではベストかなと。蚊は来るけどね。。
肝心の「眺め」だが、計画通り、庭が一望できる。
通路の先の道路から梅の株元の花壇~、

菜園、小屋まで。

理想の休憩場所が出来たと思う。

奥さんのプロジェクトはというと。。。。

続きはまた後日。ウーマンパワー。

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新居の庭造り | 00:40:05
通路の花壇、リニューアル
明日は福島へ出張、来週から仕事でまた忙しくなるので、通路を衣替えするのは今日しかない。幸い朝からお天気、風もない。絶好の園芸日和である。昨日(土曜日)、園芸店をハシゴしてイメージに合う苗は大体揃えることが出来たので、あとは植えるだけ。
のはずだったのだが・・・。
植える前にするべきことがあった。お隣のモッコウバラが散って、そのハナガラが苗と苗の間にびっしり敷き詰められている。別に放っておいても害はないのだが、地面が黄色っぽくなっていて、苗が映えない。可能な限り掃いておこう~とホウキを鳴らしていたら気配を感じた隣のおばあちゃんがホウキとチリトリを持ってやって来た。
「いいんですいいんです気ぃ遣わないで下さい。全く気にしてませんから」
手伝わせろ、要らんの押し問答。
結局僕が折れておばあちゃんと10分間ハナガラ掃除。
おばあちゃんは毎朝のようにハナガラを掃除しようと思っていたらしいが他人の花壇に勝手にホウキを入れていいものか逡巡して今に至ったのだと申し訳なさそうに言っていたが、こちとらモッコウバラが植えられている時点でハナガラが落ちるのは想定内。それを承知でこっちは花苗をガンガン植えた。大体あんな素晴らしい花をタダで毎日楽しませてもらったのだからこんなことは当然である。むしろハナガラを掃除するのを僕はかすかに楽しみにしていたくらいだ。
おばあちゃんとの共同作業が終わり、買ってきた苗を置いて配置を考えていると今度はオッサンがやってきた。
「ちょっと、切りますね」
スタスタと通路を上っていく。ていうか誰だよお前。
呆気に取られている僕をよそ目に、小さい剪定ばさみでモッコウバラをチョキチョキ剪定し始めた。
隣の旦那さんだった。
おばあちゃんに命令されて来たに違いない。
しばらく隣の旦那さんと微妙な空気の中で苗の配置を考える。ぶっちゃけ気が散る。集中できん。暑いし、何気に旦那さんの剪定によって新たにハナガラ散ってるし。
ようやく夫婦水要らずで作業に入れたのは午後2時を過ぎた頃である。

石川県の園芸店「Barns」に「花壇ってのはただ花を咲かせりゃいいってもんじゃねえんだよ、葉の色も考慮しつつそのコントラストでオーディエンス唸らせてこそリアル」と三行半を突きつけられた(コチラ)気がして、今回は己のガーデニングスタイルを見つめ直した結果の「リニューアル」である。
まだ完成ではないが、とりあえず一通りの植栽は終えた。

ストック、パンジーが駄目になりかけているから衣替えが必要だったのだが、いざやり始めるとパンジーが意外と元気で。。。

それでも以前の僕なら「どうせあと一ヶ月で完璧に枯れるんだから今抜いても同じだろ」と問答無用で撤去&廃棄していたところだが、奥さんに「それではスキルは伸びないわよ」とボソッと言われ、考え直した。終わりかけのパンジーを残しつつ新たなスタイルを模索するというのはなかなか骨の折れる仕事。どうせだったらまっさらなキャンバスで試したいじゃないか。しかしこれも修行だと思って。
どこにどんな苗を使ったのかイマイチ記憶にないので詳述できないのだが、パンジーの間にコルジリネを、その周りに明るい葉っぱの植物を植えてコントラストを強調した。(つもり)

反対側は花よりリーフ。

ヒューケラをメインに、グレコマ、ポーチュラカ、ユーフォルビア(ダイヤモンドフロスト)、ツルニチニチソウなど、以前はハンギング要員としか見ていなかった植物を地植えにした。なかなかお洒落な感じに仕上がったと思う。前の家から持ってきたカラミンサが咲けばずっと賑やかになるだろう。

どうでもいいけど、隣のおばあちゃんに言われてしまった。
「よく道歩いてる人に、『ここのオウチ、コーヒーとか飲めるのかしら』って聞かれるんだけど、そういうのもやってらっしゃるの?いつも『知らない』って答えるしかなくて・・・」
確かにこの通路を作り始めた頃「カフェと間違われるくらいじゃないと」とか言っていたが、本当に間違う人がいるとは・・・。
キッパリ答えた。
「やってません。今の商売で食えなくなったら考えます」

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新居の庭造り | 20:35:17
ストーリー性のある庭を目指して
今日はさいたま市内は殴るような強風が吹き荒れ散々であった。最近は雨より風のほうが不快である。というか怖い。身の危険を感じる。
風に押されながら花壇の前に出るとルピナスが咲いていた。

通路のモッコウバラは先日の雨とこの強風で大半が散ってしまった。大量の花柄が天然のマルチングになっている。

それにしてもすっかりみすぼらしくなってしまった。
ストックは完全に枯れ、チューリップもとうに花を終えた。パンジーとキンギョソウはまだ元気だが、パンジーは時間の問題だ。ふさわしい苗がないので植え替えたくても植え替えられないのが無念である。

いや、苗ならあるのだが、あり合わせの苗で急場をしのぐのではいつもと同じである。もうそういう手法は卒業して、ちゃんと葉の色の濃淡やそれぞれの成育を意識した、この空間ならではと思えるようなちゃんとした植え方をしたい。
うちは袋地に家が建っているのでこの通路から庭が始まる。ここでまず「おお」と思ってもらい、門扉まで上ってくると左手に菜園、足元に花壇、野菜の奥に古ぼけた物置小屋、さらに進むと玄関周りにはハンギングバスケットや寄せ植えがあって、来客はこう思うのだ。「なんだここ!」
袋地に建つがゆえに、そういう順序というかストーリー性のある庭に出来ると思うので、この通路を「やっつけ」でごまかすのは良くない。
そんな悩み多き通路で今ひとりで輝いているのがジギタリス。

一株だけ植えてあって、よほどこの場所が気に入ったのか内庭の花壇の株より早く咲いた。
奥さんが前の家から持ってきて植えたクレマチスも、この場所が気に入ったらしい。

一重の花と八重の花が混ざって咲いている。

土日に通路を生まれ変わらせたいが来週早々福島へ出張で慌しい。苗も買わないといけないし。時間が足りないか。。
あー!自分の庭いじってるだけでお金もらえないもんかね。

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新居の庭造り | 21:58:11
河原の石で庭に縁取り
庭になぜか石がたくさん転がっている。植木の根元にめりこんでいたり、小屋の裏側に積んであったり、土に埋没していたり。。。とにかくいっぱい石が転がっている。ブロック塀の破片のようなものも落ちているのだが、石はどれも丸くてつるつるしており、荒川から拾ってきたと推測される。
それに加えて僕が持ってきた石がある。
数年前、園芸を始めたばかりの頃、出張で栃木に行ったとき鬼怒川の河原に下りて拾ってきた石が。その数20個。前の家で家庭菜園の縁取りに使っていた。
要するに石がいっぱいあるわけだ。
自宅が職場なので仕事に飽きると庭に出る。庭に出ると何かしたくなる。そのまま仕事を放ったらかしてスコップを振りかざして日が暮れる、なんていう日もある。ずいぶん暇な事務所である。
イヤでも石が目に付くから、なんとなしに石を手に取り地面に並べてみた。3個が4個、4個が5個になり、気付くと庭中の石をかき集めて並べていた。

もともと縁取りをする気はなかった。野趣あふれる、というと大げさだが、人工的な縁取りより、背丈の低い草花やホフク性の植物を手前に植えて、あいまいで自然な境界線が出来たらいいなと考えていた。

でもまあ、こうして見るとこれはこれでいいというような気もする。少なくとも奥さんからは賞賛された。奥さんがよければそれでいい。

しかしよくまあこれだけ石があったもんだと我ながら思う。
それでもまだ途切れているのでまたどこかで拾ってこなければ。。。

ちなみに↑に植わっているのはルピナス、カンパニュラ、ジギタリスなどなど。
縁取りをしたら奥行きが出て、少し広く見えるようになったかも。花もまだ少ないので、ちょっとは庭らしくなったかな。

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新居の庭造り | 22:10:52
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