アンチ・ポピュリズムの庭

せっかく行ったから北海道での花の思い出(といっても別にいい思い出ではない)を少し残しておこう。
先日の北海道出張では松前を観光して3日目は旭川動物園へ行き、その足で割りと近くにあった「上野ファーム」というガーデンへ行った。
富良野にある有名な「風のガーデン」(同名ドラマの舞台にもなった)とは姉妹関係にあるお庭で、同一のガーデンデザイナーの手による。自分でもなんとなく知っていたくらいだからガーデナーの間ではかなり有名な庭である。

ほとんど毎日雨だったが、この日だけは奇跡的に晴れて暑いくらいだった。
バスから次々と降りてくるたくさんの観光客で賑わう園内を小道を回遊しながら鑑賞。

北海道の高い澄み切った青空と雄大な風景を背にしたナチュラルガーデン。

どこを切り取っても園芸雑誌な世界に脱帽。

確かにキレイだしフォトジェニックだから行って損はない庭だとは思う。
が、結論から言ってかなり考えさせられる庭だった。
彩りや配置、遠近感や高低差などそれなりにどう見えるか考えてあるのは分かるが、やや単調だった。
よく見ると植わっている植物が繰り返しである。というかそういう印象を受ける。
多分、この庭を作った人にあまりユーモアとか枠から外れることをよしとする度量がないからだろう。
どこまでも型通りで生真面目である。
その証拠にお馴染みの1年草が全くない。
マリーゴールドくらいありそうなものだがただの1株もない。無論ベゴニアもサルビアもジニアもない。ユーフォルビア・ダイアモンドフロストやブルーサルビアすらない。グラジオラスやアガパンサスやユリといった見慣れた球根類も見かけなかった。
驚愕なのはラベンダーすらひとっつも植わっていない点だ。
7月初旬でも早稲のラベンダーなら咲いているからあれば分かる。(実際、富良野に行ったら咲いていた)
何が気に入らないのか知らないが、その徹底した<アンチ・ポピュリズム>こそがこの庭の主のセンスの源なのだろうと思った。
もっとも、雑誌に載るとかテレビで紹介されるといった意味でのポピュリズムは歓迎しているようなので、あくまでポピュラーな花を使わない、という意味である。

帰り際、ひとつだけポピュラーな花を見つけた。
それはベンチの背もたれに置いてあったプランターにポットのままぶち込んであった。
ナスタチウムだった。
それがこの庭で見た唯一の自分の慣れ親しんだ花であり、唯一ぞんざいに扱われている花であった。

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2018.07.19 | | 行ってみた

ふたつの桜

月曜日は京都出張だった。
仕事を済ませ、御所まで歩いた。
すると、なんということでしょう。

東京ではとっくに終わってしまった桜が京都では満開ではないか。

桜前線というのは西から上って東北のほうへ行くのだとばかり思っていた。
西から先に桜は終わるのだと。
どうやらそういうわけでもないらしい。

それでも道行く人の声をこぼれ聞いていると「週末の姿を知っているからねえ」とか「少し寂しくなったなあ」とか言っている。土日はさらにモフモフだったというのだ。
関東の桜と言えば染井吉野だが、京都は枝垂れ桜が多い気がした。
由緒もクソもない、超都会的・人工的なミッドタウンの夜桜と、歴史ありすぎの京都御所の桜。
今年はお花見こそ出来なかったが、正反対の桜を見ることが出来てよかった(^^)。

せっかく京都まで来たので、奥さんの実家に立ち寄って庭木のプチ剪定をしてあげた。

この気合の入った築山式のお庭は義父の大いなる遺産(?)で、手間の掛かることこのうえなし。

自分の家で庭木の剪定に慣れている僕ですら「どうすんべか」と立ち尽くす旺盛さ。
「また来て、続きやります」
そうとしか言えなかった(-_-;)時間もなかったしね。

義母が実生で育てているシクラメン。

埼玉に戻ってきたらやっぱりみんな葉桜になっていた。
明日は横浜でお仕事~。
ふうー。(>_<)

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行政書士 産業廃棄物 許可

2018.04.04 | | 行ってみた

やきものがすき。

焼き物が好き。

登り窯が好き。

笠間@茨城。

夕暮れ、静かに笠間焼きを見る。
そんな時間。

プランツ×やきもの。

なるほどなと。

でもまあ、テラコッタだって焼き物っちゃ焼きものだし、そもそも生け花や盆栽の世界では「花器」や「鉢」もその作品を構成する大事な要素なわけで、そこには当然備前焼や伊万里焼が用いられたりもするだろう。
そう考えると植物と焼き物って、もともと相性抜群。

ただ、多肉やモンステラといったインテリアプランツと焼き物の組み合わせは、いかにも現代的で、クールだ。

笠間焼きは益子焼の「親」である。
江戸時代末期、笠間で修行を積んだ職人が益子にやってきて窯を開いたのが益子焼の起源とされている。
益子焼は「重い」「割れやすい」とよく言われるが、笠間焼きは逆で軽くて丈夫。
ただその笠間焼きもウィキペディアにおいてでさえ「特徴がないのが特徴」などと揶揄される始末。(しかも太字で)
日本六古窯(備前、信楽、越前、常滑、瀬戸、丹波)の焼き物に比べたら益子も笠間もハナクソ扱いなのは陶芸通たちの常識のようだ。
でも僕は益子焼も笠間焼きも好きである。
逆に備前焼は渋すぎて距離を感じてしまう。伊万里焼もちょっと。。。
個人的にはちょっとお洒落に観葉植物を挿して楽しめるくらいの焼き物がちょうどいい。
それにしても・・・
早くこういうものを飾ってサマになるような部屋にしたいもんだ。。。(-_-;) インテリア全然進んでない!
その決意を忘れぬためにマグカップと皿のセットをひとつ買ったー。

飾って使っておいしいコーヒー。

まだ「六古窯」のうち丹波と越前には見学に行ってないので、ぜひ行きたい。


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産業廃棄物の許可 行政書士

2017.09.12 | | 行ってみた

夏の古城

今日は朝10時から茨城で仕事だったので7時起床。
晴れてはいるが涼しい。

涼しいのはけっこうだが、なんとなくこのまま秋になっちゃうのも寂しい。
何をしたいわけでもないのに何かし忘れたような気がするのが嫌である。
要するに仕事に追われて気づいたら秋になってました、というのが嫌なだけ。
とも言える。。。
僕は10~20代の頃、外に出て「楽しむ」ということにあまり積極的でなかった。金もなかったし今の100倍くらい人間嫌いだったので、出かけても不機嫌になって帰ってくることが多かった。思いっきり「楽しむ」ためには自分の一部を殺さなければならず、それは時にストレスであり、当然、思いっきり楽しむことなど出来ないで終わるのが常だった。
今思えばただのひねくれ王子、卑屈なオタンコナスだったと思うが、マジメに働き始めたお陰か今ではそんなことはなくなり、むしろ「楽しみたい」と思うようになっている。
4年前に父が59歳で死んでから、どこで覚えたのか
Life is short and time is swift(人生は短く、時は過ぎやすい)
という言葉がネオンサインみたいに僕の頭の中で点滅するようになった。
だから、という訳でもないのだが、時間の経過に若い頃より敏感になっているのは確かで、まだ8月も始まったばかりだというのにひんやりした夜風がカーテンを揺らしたりすると「おいおい待てよ、俺の夏をそんなに早く持ってかないでくれ」と言いたくなるのである。

水戸での仕事を終えて埼玉へ戻る途中、古城に寄った。

逆井城という。「さかさい」と読む。

夏を楽しむならもっとふさわしい場所があるだろうと思われるかもしれないが、夏の古城は静かで趣があってなかなかいいものである。
木に囲まれた場所を数分間うろうろするだけで、なんとなく気分が軽くなる。櫓に登って風を浴びるのも気持ちいい。


もっとも、「ムヒ」があればもっと楽しめた。(-_-;) 痒ーっ
こういう時に限って何も持ってきてないんだよな。。。買ったのに。

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2017.08.03 | | 行ってみた

パンダ見ませんか。

少し前、三重へ出張したとき、足を伸ばして紀伊半島の付け根を横切って、和歌山県白浜町に行ってきた。「アドベンチャーワールド」へ行くためである。要するにただの遊びだ。
「アドベンチャーワールド」は動物園と遊園地がミックスしたようなテーマパークで、ジャイアントパンダが5頭も飼育されていることで有名である。
日本ではほかに上野に3頭、神戸の王子動物園に1頭おり、計9頭のジャイアントパンダが飼育されているが、その半分以上をアドベンチャーワールドだけで占めていることになる。
繁殖目的(見ることは出来ないパンダ)なら施設内に14頭いるそうで、これは本家中国を除けば世界一の数だそう。
予約しておいた白浜町の宿で仲居さんにその話をしたらひどく残念そうな顔で
「そうなんですよ!でもパンダといえば上野ってことになってるんで、あんまり知られてないんですよ~」
と言った。まだ20歳そこそこにしか見えない、えらく若い仲居さんであった。
「上野じゃまた赤ちゃんが生まれたから、今頃行列が出来てるんじゃない?アドベンチャーワールドはちゃんと見られるのかな、パンダ」
「見れます見れますっ。私、上野動物園にパンダ見に行ったことあるんですけど、なんか列に並ばされて、立ち止まると怒られるんですよー。だからパンダ一瞬しか見られなくて。なんなの!?って感じでした(笑)」
「私もそう思った!」と奥さんが激しく同意。
「子供の頃上野行ったけど、パンダの肩しか見えなかった!しかも後姿!」
「あれはないですよね」
僕は上野にパンダを見に行ったことはないのでよく分からなかったが、ろくに見えやしないというのは確かなようだ。
「だからもっとたくさんの人に来て欲しいですね。白浜に。パンダ見放題ですよ」
そう興奮気味に「アドベン」を推すところに仲居さんの地元愛を感じて微笑ましかった。
翌日、僕は仲居さんのその言葉が嘘でないことを知った。

生まれて初めて生でパンダというものを見た。
しかもこの距離で。
しかも親子。
甘えたいさかり。

まさに「生きるぬいぐるみ」。

ころころ。ふわふわ。
ヤバイわ。


人少ないし!

まあ、この日はド平日で、しかも午前中大雨だったというのもあるんだけど。。
さすが親中派として知られる自民党・二階幹事長のお膝元。
もっとも、日本の動物園のパンダはしょせん中国からのレンタルだから一生懸命育てても所有権は中国側にあり、莫大な飼育費用も施設持ち。
中国にとって「パンダ外交」は「友好のしるし」などでなく、単なるビジネスである。
そんなことは百も承知なんだが・・・
だからといってあの愛くるしい姿に習近平の顔を重ねるのは不可能である!

ところで、「アドベン」では人間と動物が「間違った距離感」で運営されているので、パンダだけでなく大抵の動物たちと間近で接することができる。
キリンさんには自分の手でエサをあげることも出来るし、


サファリのあるスポットではライオンを至近距離で見られる。


鳥は放し飼い(笑)


なぜかこの組み合わせ。


ペンギンレース。


イルカも頑張ってる。


動物園と言えば「遠くて見られない」「動かない」「退屈」というイメージが強いが、「アドベン」は「ふれあい」を重視しているので動物たちがよりリアルに、身近に感じられて、サファリでライオンたちがいきなり吠え出したときはマジで「ジュラシックパーク」の中に入ったみたいだった。臨場感がすごい。
関西の人はみんな知っていると思うけど、まだ行ったことない人はオススメ。そのほかの地域の人も機会があったら是非。特に関東人は上野との「差」を念頭に遊んでみると面白いかもしれない。
USJと同じで、関東とは明らかに違う「自由さ」「おおらかさ」を感じるだろう。


明日も仕事かぁ~。。

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解体工事 登録 行政書士

2017.07.23 | | 行ってみた

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プロフィール

yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
「一般教養としてのロック史」管理人。興味のある方は覗いてみてください。ネットショップも地味に
コメ欄クローズ中ですので、現在お声はメールでお願いしております。
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