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yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。

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台風のあと
台風19号は北陸と東海、関東甲信越、東北に大きな被害をもたらして温帯低気圧に変わった。
当日の夜は雨戸を閉めていても直接窓に風雨がぶち当たってくるような轟音が室内に響き、家が揺れた。
築35年の我が家が持ちこたえるか台風が来るたびに不安になるのだが、幸い毎回無傷で、今回も持ちこたえた。なにげに強い。
さすがに今回ばかりは庭の物置小屋くらい吹っ飛んでも驚かないと思ったが、そちらも無事だった。

一夜明けて庭に出た。

被害らしい被害はなく、植えっぱなしのミニトマトすら折れずに支柱に掴まって立っていた。
心配なのが千葉にいる母だった。母の家は前回の台風15号の時、2日断水して3日間停電した。
台風が来る前に電話したら、地元では今回も停電・断水は必至との噂が流れており、誰もがまたガソリンスタンドに並び、水を買い占めていたという。
が、母によると今回は1秒も停電せずに住んだというから驚いた。
断水もない。
母は覚悟して予め冷蔵庫を空っぽにして、家中の鍋という鍋に水を溜めて備えていたらしいが、それらが役立つことはなかった。
安心した。

むしろうちのスタッフのA君のアパートのほうが危機一髪だった。
我が家から2キロほど離れた場所でしかないのに、A君のアパート近辺は床下浸水したらしい。
一夜明けて外出先から帰ってみると近所の家の前に泥の詰まったビニール袋がたくさん道路に出されていて、何だ?と思いながら自宅のドアを開けると置いていたスニーカーが下半分濡れていたらしい。
A君のアパートの裏には川があり、それが溢れたそうだ。
外出していたからよかったものの、家に一人でいたら焦ったろう。。。

犠牲者の数が日に日に増えてゆく。
川を見てくる、裏山を見てくる、避難の途中で流された・・・
そんな話が多い。
「命を守る行動を」と言うが人によってそれも違う。
命知らずな行動を取ることがその人にとっては命を、自分以外の命も含めて守る行動だったのかもしれない。
ともあれ、一番安全なのはとにかく逃げることだろう。
貴重品だけ持って、何時間か前には家からいなくなっていること。
これに尽きる。
そして台風が来る前日は、避難と防災のために企業は半休にして従業員を帰すのを義務化するとか、真剣に考える時期に来ていると思う。

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産廃 行政書士 許可

未分類(日常、随筆) | 22:16:42
9月10日の出来事
3連休も台風襲来の予報だったが、進路が変わって今日は曇りだった。
いまだ停電が続く千葉に直撃しないようなのは一安心である。
15号が去り、いまだところどころで交通機関が麻痺していた10日(火曜日)、自分はたまたま千葉に出張だった。
前の晩に母に電話したら家は無傷だが庭がひっちゃかめっちゃかだというので車に竹箒とテミとクマデを積んで千葉に向かった。
出張先である千葉市の中心地に入り、時間貸しの駐車場に車を停めようとしたら料金を記した看板が地面に立てかけてあった。街路樹も根元からなぎ倒され、歩道の隅には枝や何かの破片やゴミが寄せてあった。
ドトールに入ったら「お飲み物だけのオーダーになりますがよろしいですか?」と訊かれた。道路が遮断されて材料が届かないからだという。
向かいのセブンイレブンに行っても見事に空っぽだった。


ドトールに戻った。
パニーニだけは作れるというから何かも分からないそれを頼んで食べた。
空腹のときに「まともな食事にありつけそうにない」状況に陥ると、人は何でもいいから食べさせろという気持ちになる。
仕事を終えて、市街地を車で故郷へ向かった。
自分の故郷は千葉市から東へ車で1時間ほど行った海側の田舎町である。
千葉の東側の市街地は信号が全て機能を停止していた。
高速道路はなんとか開通していたが、実家に着くまでの間、やはりどの店にも食料品はなかった。
実家の庭は思ったほどではなかった。

隣の竹林から枯葉がたくさん飛んできていただけだ。
ホウキで掃くだけできれいになった。

が、、それでも気温33度くらいで、こっちは朝からパニーニしか食べていない。
しかも家に入っても水も出ない。
水筒とペットボトルのお茶を買ってきていたがとっくに飲み干した。
休憩しようと家の中に入ってもエアコンもない。
家の中は暗く、蒸した。
風が通る外のほうが涼しいくらいだった。
外で枯葉をかき集めていたら、グレーのTシャツに黒くじっとり汗を滲ませた近所の人らしき中年男性が話しかけてきた。
電気つきますか?
いや。
そこで木が倒れている、あれが停電の原因だ、と、すぐ裏手のお寺を指差す。
いつ復旧するのかたずねると木曜以降らしいと教えてくれた。
その人が去ってから、裏の寺へ行ってみた。
杉の大木が根元から引っこ抜かれていた。



電柱は傾き、外れた電線が子供の背丈くらいの位置で無造作に垂れている。
人が触ったら・・・漏電して火花が散って木に引火したら・・・非常に危険である。
こんな現場が数え切れぬほどあるのだろうと思うと、これは木曜に復旧など無理なのではないかと思った。
5時過ぎに母が仕事から帰宅した。
市内の半分で停電・断水してても当たり前のように働く母をタフだと思った。
明日も明後日もその次の日も仕事だという。
「今週はシフトめいっぱい詰めちゃったのよ~」
電気が戻るのは木曜以降らしいと伝えたら「ええええええ!」とおおげさに驚いた。
木曜も怪しいもんだから今夜はうちに来た方がいいと自分は言った。
仕事に行く気だった母もさすがに考え直して、仕事仲間に電話してシフトを変えてもらった。
母はその日はさいたまの自分の家で一泊し、水曜の夜にまた送り届けた。
結局、実家に電気が通ったのは金曜の夕方だった。

被害の状況が分かれば分かるほど、千葉県知事の鈴木栄治(森田健作)に批判と疑問の声が向けられた。
初動が遅い、対応が後手後手、何もしてない。
知事としては、今更張り切るのもバツが悪いし、国や東電や自衛隊やボランティアが各々本格的に動き出してしまった今、どんなポジションで何をしていいのか分からないだろう。
台風は誰の責任でもないが、対応は杜撰だった。
火曜水曜と自分は埼玉-千葉間を計2往復したが、たったの1度も自衛隊の車両も東電の高所作業車も見なかった。
実家の裏の断線と倒木がいい例だが、どこの倒木現場も外れた看板も、キホン所有者任せというか放ったらかしといった具合だった。
千葉県人というのは基本的に個人主義でドライであるから、地域ぐるみでどうとか
みんなで力を合わせてとか、そういうのが嫌いだし苦手である。
千葉県の行政の質も、仕事で県庁に行くことが多い自分が見る限り、お世辞にもレベルが高いとはいえない。
むしろ無駄と、不合理と、意味不明なローカルルールを重んじる風土である。
そしてそれを「何を?よくも言ったな」と怒らずに「そうなんだよねー、千葉は・・・」と言ってしまうのが千葉人である。「千葉」という「くに」と自分がつながっていない感じである。少なくとも千葉で生まれ育った自分が知っている限りの県民性はそんな感じである。
だから、とは言わないが、ここまで停電が長引いてしまったのには、想定外の台風の威力もあろうが、そういう行政の保守的で閉鎖的な体質と、主体性のない県民性もあるのではないか?と自分は思っている。
多分、同じ被害でも埼玉だったらもっと早く復旧している気がする。
愛郷心が強く、市役所に電話し慣れているような、おせっかいの人が多いから。

とにもかくにも、東日本大震災以来忘れかけていた「災害への備え」という意識を、激しく揺り起こす出来事であった。
千葉県の一刻も早い復興を願う。

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産廃 行政書士 許可

未分類(日常、随筆) | 23:36:37
そんで埼玉
午後、出掛けに歩いて近所の公園へ行ってみた。

5月にはバラの名所として多くの人が訪れるこの公園も今は花見客で賑わっていた。
たった10台分の駐車場しかないこの公園でもバーベキューしたりテントを張ったり、観光資源の乏しい埼玉人のレジャーにかける情熱は相当なものだ。

自分は千葉人だから海も広い公園もディズニーも潮干狩りも田植えも身近にあった。逆に畑というものがあまりなかった。埼玉に来て畑ばかりなのに驚いた。ザリガニ釣りが出来ないじゃないかと思った。
さいたまは都会である。人口もこのご時世にしては珍しく右肩上がりで増えている。最近120万人を突破した。
緑が少なく家が多い。
サッカーの街とか言いながら自由にオトナでもサッカーボールを思い切り蹴っ飛ばせるような壁やフェンスのついた公園もない。
それでも東京のベッドタウンとして抜群の交通の便のよさを誇る。
古代ローマはその交通インフラ大好きすぎる性質から「全ての道はローマに通ず」と言われたが、関東では「全ての道は埼玉に通ず」といっても過言ではないほど埼玉の交通の便のよさは際立っている。
埼玉は山梨、群馬、栃木、茨木、千葉、東京の6都県と接している。
圏央道も開通し外環自動車道も三郷-市川間がつながったからその利便性はさらに高まった。埼玉から江ノ島へ行くにも太平洋に出るにも、高尾山へ行くにも、ディズニーランドへ行くにも、高速道路で楽に行ける。
首都高、東北自動車道、関越自動車道、北関東自動車道のICもちょっと走ればある。
逆に埼玉を通らずにどこかへ行くことのほうが難しい。
交通の要所である。
これは岐阜にも同じことが言える。
言うまでもなく岐阜は名古屋のベッドタウンである。岐阜市から車で40分も走れば名古屋である。
そして岐阜は滋賀、福井、石川、富山、長野、愛知、三重のなんと7県と接している。埼玉以上だ。
だから戦国時代、「美濃を取った者は天下を制す」と言われた。
織田信長は斉藤道三から美濃を譲り受けて尾張から美濃に本拠を移した。
天下分け目の関ヶ原も岐阜にある。
あれは光成と家康の気まぐれでもなんでもなく、岐阜が天下を分ける要所だったのだ。
そんなわけで埼玉と岐阜はよく似ている。
埼玉にはそんなドラマティックな歴史も戦国武将もいないが、現代の美濃だと自分は思っている。
自分は千葉人だが、今の仕事を千葉で出来るかと言われたら答えはNOだ。
千葉や和歌山のような半島は外へ出るのが大変なのである。
千葉と和歌山を行き来するのは黒潮に乗れば楽だったらしいが(笑)
だから千葉と和歌山には「白浜」「勝浦」など同じ地名が多い。
これは両県の漁師たちの相互交流があった名残といわれる。
とにかく埼玉は自分のような車であちこち出張する人間には最高の場所なのである。
ただそれが言いたいがためにこんな長くなっちゃった。。。(>_<)

玄関前のハンギング。いい感じ。

キンギョソウとか目の高さで間近に見られるのってちょっとレア。

パンジーはほんと重宝するなー。

パンジーを制するものはガーデニングを制す!
イヤマジでそう思うわ。

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未分類(日常、随筆) | 00:26:18
せわしないオッサンの話
今日は朝からとある資格の更新の講習会へ行ってきた。
200人くらい来ていた。
受講票を見ながら自分の番号の席へ行くと3人掛けの長机の真ん中である。
しかも両サイドばっちり着席している。それも男。若いピチピチギャルに挟まれるなら何時間だっていてやるがこれはキツイ。もっさいメンズサンドウィッチで5時半まで退屈な講義を聴いていなきゃならないなんて。。
案の定右隣のオッサンが落ち着きのない人で、やたらと動く。
なぜかそのオッサンが手をテーブルに置くたびに長机がギシッ・・と揺れる。自分と左隣の男が同じ動作をしても机は揺れない。オッサンの手の置き方がおかしいのだ。
おまけにあくびを連発する。
あくびをするのはいい。
この手の講習で眠くならないほうがどうかしている。
しかし「ふぁーあ」と口に出してする。それがいかにも品がない。だらしがない。
手で口を塞ぐなんて発想は微塵もない。
親の顔が見てみたい。
親もきっと同じあくびの仕方に違いない。
10分間の休憩になった。
会場はビルの4階である。短い休憩の間にトイレや一服しようとみんながエレベーターの前に集まる。自分は前のほうにいた。
エレベーターが来た。
10人ほど乗り込んだ。あと1人か2人乗れそうだった。
そこへあのオッサンが小走りにこちらへ向かってきた。
自分は少し嫌な気がした。
一番前にいた男がボタンに手を伸ばした。
容赦なくドアが閉まり、オッサンの意外そうな顔が閉まりゆくドアの隙間から覗いた。
数分後、自分は煙草を一本吸って今度は上りのエレベーターを待っていた。
次の講義が始まるからまたみんなエレベーターの前に集合した。
また10人ほど乗り込んだ。
ドアが閉まりかけた時、またあのオッサンがこちらに向かって小走りにかけてきた。
「どこまでも要領の悪いやつめ」と自分は思った。
オッサンの2歩手前でまた誰かが容赦なく「閉」ボタンを押した。
またしても閉まり行くドアの隙間からオッサンのぽかんとした顔が覗いた。
一体何なんだあのオッサンはと自分は思った。
夕方になった。
長かった講義も終わる時が来た。
座席の1列ごとに立ち上がって並び、それぞれに新しい資格証が配られる。
ホールの右端から配られた。自分たちは一番左のテーブルだったから最後の最後である。
にもかかわらずオッサンはカバンに教材をしまいこみ上着を着てソワソワと帰る準備を始めた。
自分たちの席の通路は右側にあった。
3人掛けの椅子だからオッサンが一番先に立ち上がることになる。オッサンが通路に並ぶと次は自分の番である。つまり自分はオッサンが座っていた席から通路に出る手はずだ。
だから同じ列で右側に座っていた人はみな椅子をテーブルの下にしまいこんで帰ってゆく。
真ん中の人と一番左の人のためだ。
とうとう自分たちの列の番になった。
オッサンは勢いよく椅子を引いて立ち上がると、そそくさと通路に出て並んだ。
自分は全く期待していなかったので何とも思わなかった。自分がオッサンの代わりにオッサンの椅子をしまってやればいいと思っていた。
その時、あの一刻も早く帰りたいはずのオッサンがくるりと踵を返してこっちに戻ってきた。
そして何か重大な忘れ物でもしたかのように引きっ放しの椅子を席に押し込んで、すまなそうに自分に頭を下げた。

全部許せた。

家に帰った。
梅が咲いていた。開花第一号だ。

ときどき、捨てたもんじゃない。
と思うこともある。

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大阪で産業廃棄物収集運搬業の許可を取るなら!

未分類(日常、随筆) | 23:17:49
人間のすること
最近、ジュリアンの花が引きちぎられる。
鳥の仕業である。
何という名の鳥か知らないが、ちぎられた花を見るとクチバシでついばんだような痕跡がある。
鳥は磁石が嫌いなので冷蔵庫に貼る小さい磁石を苗の横に置いたが効果はなかった。
ジュリアンの中でも特に黄色い花が好きらしく、赤やピンクのジュリアンは無傷である。
グルメというのか何なのか、鳥の癖に選り好みをする。
去年は寄せ植えにしていた苗がプランターから引きずり出されて土と一緒に地面に転がっていたこともあった。その時は殺意が湧いた。
カラスも巣の装飾用に派手な色の花を持っていく。
自分で植えろや。
と思う。

まあ、動物がすることだから心のどこかでは可愛いなと思えなくもない。
猫もよく来る。
小屋の前の日向で丸くなっていたりする。
その姿がむちゃくちゃ暖かくて気持ちよさそうなのである。
そこそんな暖かいのと思って近づいたらバック転しそうな勢いで飛び上がって逃げていった。

可愛くないのは人間である。
最近、飲食店などの従業員が下劣な動画を投稿して問題になっている。
魚の切り身をいったんゴミ箱に捨ててまな板の上に戻す回転すし店の店員もいれば、ナゲットを床にこすりつけるカラオケ店の店員もいた。
何のためにそんなことをするのか意味が分からない。
意味不明すぎてライバル企業の送り込んだ鉄砲球かと思った。
こういう度を越した馬鹿の投稿した動画をメディアは「不適切動画」と呼んでいるが、「不適切」じゃなくて「悪質動画」とか「下劣動画」と呼ぶべきだろう。
「不適切」というのは時と場合によっては適切だが今はふさわしくないよね、という場合に使う言葉である。
ナゲットを床にこすりつける行為が一体いつなら「適切」なのか教えて欲しい。

自分は高校生の頃、某大手ファストフード店でアルバイトしていたことがあったが、どんなに叱られたり先輩や店長にムカついても仕返しに企業全体の信用を落としてやろうなんて大それた発想はなかった。
未成年が内輪のネタにしたくて遊び半分でやったものが意図せずしてユーチューブに上がってしまった、というものもあるだろうが、それにしたって不快すぎるし第一ひとつも笑えない。
そういえば福島の帰宅困難地域に外国人が無断で入って困ると昨日ニュースでやっていた。
あれも同じでただ入るのではなく、不法に立ち入った民家の内部などを撮影し、ユーチューブに投稿するのである。
肝試しか好奇心か知らないが、こっちはいい大人たちの蛮行である。

こういう不届き者の投稿者には罰として一定期間、かわいいモフモフ動画しか投稿できないようにすればいい。

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産廃 行政書士 許可



未分類(日常、随筆) | 20:52:49
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