野菜のリアルな時間。

長袖に毛布をかけて寝ていたのだが、途中から耐え難いほど暑くなってきて、布団から脱出して服を脱ぎ捨てたら目がさえてしまった。
台風一過で外はギンギラギンにさりげなく快晴である。
午後、庭に出て驚いた。
玄関前の背の低いハンギングが倒れて土がドバー。雪吊風に竹で仕立てた萩も倒れてワシャー。ちょっと見ない間に雑草も茂ってボーボー。
ちょっと看過できないレベルだったので日暮れまで作業した。

日陰のシュウカイドウがちらほら咲き始めた。

読者の方からいただいた「むかご」(シュウカイドウの種のような実のようなもの)をバラまいたらあちこちで健気に発芽した。
年々株も大きくなっている。日陰で頑張ってくれる山野草はホントにありがたい。

花壇のルリマツリ。


奥さんはパンジーの種まき。

名前は忘れたがサカタのタネ「ガーデンセンター横浜」で買った、ちょいレア(っぽい)種。
ピンセット片手にしゃがみこんで、精密機器でも触るみたいに頑張っていたが、終わってから吐いた感想は
「超ケチなの。40粒しか入ってなかった」
楽しい園芸。

園芸といえば趣味の園芸「野菜の時間」が「ユートピア幻想」を破棄して、「リアル路線」へ転向したのはちょっとした衝撃であった。
何のことかといえば、もう何年間もあの番組は「この世界には害虫は存在しない」
「よって農薬も必要ない」というスタンスで野菜を作ってきて、いるのはせいぜいアブラムシくらいで、それも「水で薄めた牛乳をかければいいんです」
で済ませてきた。
キュウリには一匹の「ウリハムシ」もつかず、トマトにカナブンが寄ってくることもなければ、イチゴの葉っぱでナメクジがサーフィンしていたり、枝豆の中に何かの幼虫がいたり、(知らずにそのまま食べちゃったり)、タマネギが「ネキリムシ」にちょん切られることのない世界・・・。
まさに「ユートピア」。
そんな世界あったらいいな。
と僕が夢見続けていた世界。
それが前回の放送では不自然なほど虫が登場し、タレントが絶叫し、割り箸で駆除させ、挙句にはBT剤(有機農薬)まで登場した。
といっても「有機由来の農薬だから」と断りながらの、どこか腫れ物に触れるような使い方だったが。
やはり「どうせ作るなら完全無農薬栽培!」が一般視聴者の夢であろうから、家庭菜園なのに農薬ガンガン使われたら引くのかもしれない。
その気持ちはよく分かるが、現実・・・
かなり難しいと思う。(>_<)
マンションの4階のベランダでささやかな家庭菜園をしている人がうちの顧客の中にいて、家にお邪魔したとき、室外機の上にオルトランが置いてあったので何でかと聞いたら、「アブラムシがすごいんですよ」
「4階ですよね・・・?」
「いや、4階でも関係ないですよ」
マンションでも油断できないのだなと知った。
これが住宅街の片隅の貸し農園や自宅の庭だったら、言うまでもないだろう。
これは田舎でも都会でも一緒である。
むしろ下手に都会のほうが他に寄り付く場所がないので集まって来やすいかもしれない。(ウチみたいに)
虫だけではない。
先週ダイコンの種を撒いた、と書いたが、その翌日、撒いた場所にハトが座り込んでいた。 (-_-メ;)テメ・・・
飛んで逃げたあとには昨日撒いたダイコンの赤い種が。。。。
怒りより脱帽した。
あんな頭の悪い生物になんで種のありかが・・・・っ!と。

僕の行きつけのヘアサロンの店主の話。
彼は庭でミョウガだったかニラだったかを育てていたのだが、ある日ふと見ると、そこがナメ○ジ・ワンダーランドになっていた。
悲鳴をあげたくなるような凄惨な状況だったそうで、どうしたかといえば
「もうありったけの塩をぶちまけましたよ!」
ローマ軍がカルタゴにやったことを、自宅の庭でやったというのである。
「それから数年、そこでは何にも生えなかったんですけどねー(笑)。でも最近また出てきたんですよ!」
と嬉しそうに顔をキラキラさせた。
彼は今もなお家庭菜園は続けている。

かようにして家庭菜園とは自然との闘いの連続である。
無農薬・無薬剤は不可能ではないし、個人的にも出来ることならそうしたい。
しかしそうするには常に監視の目を光らせていられるだけの時間的余裕とマメさと愛情が必要である。
我が家は自宅も仕事場も畑もすべて同じ場所にある。そんな恵まれた環境にありながら、無農薬でやれていない。
ズボラだからである。
それに僕は虫が嫌いなので、自分で捕殺するより薬の力で「消えてくれる」ほうを選ぶタイプなのである。
見たくないし触りたくない。
こういう人間には、到底無農薬栽培など不可能である。
虫が平気、ナメクジがへばりついているイチゴを見ても萎えない、枝豆から幼虫が出てきても大丈夫。
そういう人は無農薬に挑戦すべきであろう。
僕はいやである。
そういうシーンを見るとガーデニング自体をやめたくなる。
だから薬を使う。
農薬を使ったほうが無農薬より「むしろ安全」という説もあるしね。
ま、人それぞれ。

あー。
連休中も園芸店に行けなかった。。けど、どうせ今の時期、行っても何もないかも、だしなー。
でも行かなきゃわかんないしなー。。電話で「品揃えどうよ!」って訊くわけにも行かないしね 笑
よく行く園芸店にライブカメラ付けたいわー。行かずにして分かるように。

発想からしてズボラでやんす。

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2017.09.18 | | 家庭菜園

日常とミサイル

北朝鮮の執拗なミサイル発射や核実験によって、日本の「日常」にわずかだが黒い影のようなものがかかってきた。
まさか本当に日本の陸上にミサイルを打ち込んでくるとは思わないが、明日、「埼玉県の山林にミサイル着弾」というニュースが流れたとしてもなんら不思議がないのが現状である。
威勢よく「戦争するフリ」をしているつもりがいつの間にか抜き差しならなくなって本当にドンパチやらざるを得なくなる・・・愚か者にしかなせない芸当だがもしそうなってもまったく笑えない。
テロの脅威もある。
このあいだ新宿駅構内が煙でもうもうとなって電車が止まったが、駅にいた人は「テロ」の二文字が頭によぎったのではなかろうか。仕事でよく新宿に行くので、自分が巻き込まれていたとしてもおかしくないなと思うと怖かった。
昨日は池袋に行っていたのだが、帰りの電車が線路上で急に停車した。ただの先行電車の安全確認による調整停車だったのだが、一瞬、ゾワっとした。
まあ、「遅延=平常運転」で知られる「埼京線」だから、緊急停止なんて日常茶飯事なんだけどね。

しかしこうしてお花ちゃんを愛でていられるのも平和なればこそ。

ミサイルこそ落ちてこないが、台風がやってくるのは時間の問題・・・(-_-;)
地震、竜巻、大雨、台風、火山噴火・・・・この国はただでさえ脅威が多い。あまりにも多すぎてそれらが「日常」になっているくらいである。
下手に脅威に対する免疫がある分、そのうち「おはよー、今朝のは火星何号だった?」なんて会話が日常的になりそうで怖い。

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産業廃棄物収集運搬業の許可なら!

2017.09.17 | | 未分類(日常、随筆)

さよならポイントカード

最近、カードを持たないことに決めた。
といってもクレジットカードではなく、お店のポイントカードである。
気付いたらその手のカードで財布がパンパンに膨れ、ただでさえ尻も太股も人並み以上に太い僕のパンツのポケットに収まりきらなくなってきたからである。
レジ前で財布を取り出すのにもたついて恥をかくこともあった。
やっとこさ財布を取り出すと待ち構えていたように店員さんが言う。
「ポントカードはございますか?」
やれやれ。。
現代はポイントの時代である。
「付加価値」がなければ誰も物を買わない時代である。そして、何らかの「付加価値」がつくことが当然だと誰もが思っている時代でもある。
「100円買うごとに1ポイント貯まる」といった付加価値を提示されると、消費者はその消費になんとなく「正当性」を得たような気がするし、もちろん、お得感を感じてハッピーである。
しかしTポイントカードのような裾野の広いカードならいざ知らず、「ときどき行く地元のお店」のポイントカードまで全部携帯するとなると、アルバムが必要である。
アルバムで思い出したが、子供のころ、「ビックリマンシール」というものが大流行して、僕も含めて当時の子供たちはイラストの描かれた小っぽけなシールを集めに集めた。
大抵の子はシールの束を輪ゴムで束ねていたが、中には専用のアルバムを持っている奴がいて、勝ち誇ったように「お宝」をご開帳してくれたものである。(そういう奴に限って中身のシールも凄いのだった)
こんなにポイントカードを持たされる時代には、そういう専用のアルバムが必要であろう。冗談抜きで。
だってとっさに出てこない。
十何枚ものカードが財布の中でぎゅうぎゅうに重なり合っているのである。
この間、どこかの店で必死こいてカードを出して、せっかく出したんだからポイントを使ってやろうじゃねえか!とドヤ顔で「ポイント使ってください!」と言ったら
「100ポイントに満たないので・・・すいません・・使えませぬ」
と言われた。
お前なんか全然ダメだよ帰れよと言われたようなものである。
後ろに並ぶオバチャンにも笑われているような気がする。
この赤っ恥感。
作れというから作る。
でも作ってもろくに貯まりやしない。
一番腹立たしいのが人に作らせておきながら向こうから「ポイント使いますか?貯めますか?」と訊いてこない店が多いことだ。
だから使うのを忘れる。
忘れると今度は「ポイントの有効期限が切れました」となる。
だから二度と同じ過ちは繰り返しませぬからとこっちから「使います」「使わせてください!」と頼めば頼んだで上のような恥をかく。
うんざりである。疲れた。
ポイントカードに疲れた!
そんな訳で僕はTポイントカード以外のポイントカードを財布から追い出した。
マツキヨもカインズもビバホームもケーズデンキもサンドラッグもシャトレーゼも「ステーキのどん」も追い出した。
持っているメリットを感じないからだ。
これらは必要なときに持っていけばいい。
うん。無論、忘れるだろう。
ついでで立ち寄ったときに「確かカードがあったような」と使うのがポイントカードである。
だから財布から出したらほぼ「ジ・エンド」なのは分かっている。
しかし一向に試合に出ない選手をいつまでもベンチウォーマーにしておけるほど僕の財布は広くない。
おかげで財布はだいぶスリムになった。

先日ビバホームに行った。
「会員特売日」とやらでハガキをもっている人は全品5~10%オフになる日であった。店に入ってから知った。
「ハガキ持ってくるの忘れた!」と奥さん。でもカードがあればハガキの代わりになる。
「よかった。あなたカード持ってたよね!」と奥さんが目を輝かせながら言う。
「ない」
持たない理由をきりっと説明し、
「定価で買えばいいのだ。たかが5~10%くらいなんだ」
奥さんにはこのセリフが宇宙語に聞こえたらしい。
「何を言ってんの!アホなの!?」
と言わんばかりに早足で向かった先は「サービスカウンター」。
100円払って自分名義のポイントカードを作り、10%引きでダイコンの種と日用雑貨を買ったのであった。
これはもう損か得かとか、そういう問題じゃなく、「生き方」の問題なのだと、奥さんのキラキラした嬉しそうな顔を眺めながら思ったものである。


ビバホームのカードは戻しとくか・・・・。(-_-;) ゴソゴソ・・・




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産業廃棄物収集運搬業の許可が欲しい!

2017.09.14 | | 未分類(日常、随筆)

やきものがすき。

焼き物が好き。

登り窯が好き。

笠間@茨城。

夕暮れ、静かに笠間焼きを見る。
そんな時間。

プランツ×やきもの。

なるほどなと。

でもまあ、テラコッタだって焼き物っちゃ焼きものだし、そもそも生け花や盆栽の世界では「花器」や「鉢」もその作品を構成する大事な要素なわけで、そこには当然備前焼や伊万里焼が用いられたりもするだろう。
そう考えると植物と焼き物って、もともと相性抜群。

ただ、多肉やモンステラといったインテリアプランツと焼き物の組み合わせは、いかにも現代的で、クールだ。

笠間焼きは益子焼の「親」である。
江戸時代末期、笠間で修行を積んだ職人が益子にやってきて窯を開いたのが益子焼の起源とされている。
益子焼は「重い」「割れやすい」とよく言われるが、笠間焼きは逆で軽くて丈夫。
ただその笠間焼きもウィキペディアにおいてでさえ「特徴がないのが特徴」などと揶揄される始末。(しかも太字で)
日本六古窯(備前、信楽、越前、常滑、瀬戸、丹波)の焼き物に比べたら益子も笠間もハナクソ扱いなのは陶芸通たちの常識のようだ。
でも僕は益子焼も笠間焼きも好きである。
逆に備前焼は渋すぎて距離を感じてしまう。伊万里焼もちょっと。。。
個人的にはちょっとお洒落に観葉植物を挿して楽しめるくらいの焼き物がちょうどいい。
それにしても・・・
早くこういうものを飾ってサマになるような部屋にしたいもんだ。。。(-_-;) インテリア全然進んでない!
その決意を忘れぬためにマグカップと皿のセットをひとつ買ったー。

飾って使っておいしいコーヒー。

まだ「六古窯」のうち丹波と越前には見学に行ってないので、ぜひ行きたい。


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産業廃棄物の許可 行政書士

2017.09.12 | | 行ってみた

贅沢な趣味

今日は午後から庭に出た。DIYと家庭菜園を少し。

事務所に事務机と書類棚が一緒になった巨大なデスクがある。
奥さんの手によるものだが、そろそろ、書類がその棚に収まりきらなくなってきた。
書類というのはイコール顧客のファイルである。2年前に奥さんが作った当初はもともとあったファイルを収納してもまだだいぶゆとりがあったのだが、じわりじわりと増えて、すでに一部のファイルは棚に入れられず溢れている。
そんな訳で棚を一段増やすことにした。
そうすると最上段はほとんど天井に着きそうな高さになるが、他に収納する場所もないから仕方ない。
奥さんが図面を書いて、昨日、ホームセンターでコンパネ板を一枚買い、カットしてもらった。
それを僕が今日白く塗装した。
大した枚数じゃなかったからすぐ終わったが、無線のスピーカーを傍らに置いて、9月のやさしい風に吹かれながら板にペンキを塗っていると、人にはわからぬ贅沢な時間を自分は過ごしていると思う。
DIYとは贅沢な趣味である。
今の時代、なんでも「買ったほうが安い」。
自分で白く塗るより白く塗ってあるものを買えばいいじゃん。
と誰もが思う。
しかし既製品では用を足さないことも多々ある。
サイズや材質、使い勝手、デザインの面で、お話にならないと思うことも多い。
機能性はまあいいとしても、特にこの国のインテリア関連のデザイン力のなさは問題ありだ。
耐久性にしたって、コスパがいいものはみな中国製である。ちょっと蹴っ飛ばせばバラバラになりそうなカラーボックス、店員が「1万円=1年と見ていいです」とあっさり言ってのけるソファ。
<なんでもコスパ>も考え物である。
といって、最近は「メイド・イン・ジャパン」もまったく信用ならなくなってきている。
90年代後半までの日本製には内側から染み出してくる「プライド」が感じられるが、最近、「さっすが日本製!」と思うことは稀である。「焼肉もラーメンもピザもパスタも日本が一番うまい」みたいな話ならよく聞くが・・・。
そう考えると、実は「買ったほうが早い」「買ったほうが安い」もケースバイケースで、中には「買うより自分で作ったほうが早い」こともあるのだ。
ウチの場合、夫婦ともにひねくれ島出身のひねくれ民族であるから、たとえ既製品で安く済みそうだとしても作る。
自分の好きな色や大きさに出来るからである。僕らはそこに価値を置いている。
(もっとも、うちの奥さんは「買うより安く作れなきゃ意味がない」が信条だが・・・)
そういうわけで、とにかく「作る」という行為は案外贅沢なのだな・・・とペンキを塗り塗りしながら考えていた。

外に出たついでにオクラとトマトを撤去した。

そしてその後釜にダイコンの種を撒いた。


長ネギさんたち。

穴に挿すだけで放置。風とか雨で勝手に土が入って勝手に根づきます。

ニラの花。

世界で一番美しい野菜の花はオクラと言われているが、僕はニラもいい線行ってると思う。

ふぁー。。もう土日終わっちゃうのか・・・(-_-;) 疲れが全然取れない。。。ままクワで畑耕しちゃったりした。
明日は恵比寿でお仕事っ。

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産業廃棄物収集運搬業の許可が欲しい!

2017.09.10 | | 園芸コラム

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プロフィール

yuhei

Author:yuhei
築30年の借家でホームオフィスをしながら理想の庭づくり、理想のインテリアを探求する日々の記録。
「一般教養としてのロック史」管理人。興味のある方は覗いてみてください。ネットショップも地味に
コメ欄クローズ中ですので、現在お声はメールでお願いしております。
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